プロジェクトチームはキンドリルのメンバーと、厳選されたサードパーティープロパイダーで構成されています。データベースとアプリケーションの再構築はMicrosoft®とAzure®のクラウド上で行われました。キンドリルは、Amazon ConnectコールセンターとServiceNow®を通じてシステムをサポートしています。
AZ MVD全体で利用者中心のエクスペリエンスを実現するには、基盤の構築が必要です。キンドリルとAZ MVDのチームは既存のメインフレームデータベースをAzure上のSQLに再構築しました。これにより、AZ MVDのトランザクション全体でID管理が可能になりました。AZ MVDはこの再設計されたシステムを「MAX」と呼んでいます。
MAXは利用者中心のアカウント管理システムをサポートしており、利用者は一度ログインすればすべての情報を簡単に閲覧可能です。また、AZ MVDとキンドリルの取り組みにおける基盤でもあり、ADOTとAZ MVDのオフィスをモダナイゼーションする際にも役立っています。オフィスのモダナイゼーションにおいては、キンドリルはパートナーであるMicrosoft®と協力し、各オフィスをクラウドファーストな新しい設計に刷新しています。
AZ MVDのオフィスのモダナイゼーションに際し、キンドリルのチームは適切なソリューションを提供しつつ、ベンダーも適宜選びました。例えば、新しい決済アプリケーションやセルフサービスのキオスクアプリ、スキャナー、プリンター、カメラなどの周辺機器はAmazon Web Services(AWS)上で実装・管理しています。